式守満美 福岡生まれ。4才よりピアノのレッスンを始め、武富幸子、岡本えり、原よしえ、田中美江各氏に師事。1993年に、奨学金を得てロンドンのパーセル音楽学校に入学、ジーン·アンダーソン氏に師事。その後英国王立音楽大学Royal College of Musicへ進み、ベートーヴェンの大家として知られるバーナード∙ロバーツ氏に師事。1999年に、卒業リサイタルでそれまでに前例のない審査員全員一致の満点で、Marjorie & Arnold Ziff Prize for Outstanding Diploma Recital を得て、王立音楽大学を首席で卒業、またホプキンソン∙ゴールドメダルを受賞した。大学卒業後、フル∙スカラシップでアメリカの南カリフォニア大学大学院へ進み、ジョン∙ペリー氏に師事した。
これまでに、アリーチェ.ベルコーレ、パドヴァなど、さまざまな国際コンクールで入賞。2003年のイブラグランドプライズ国際コンクールでは全部門第2位入賞、また、ドビュッシー特別賞を受賞したのを機に、アメリカ、イギリスなどで演奏活動を開始。その他、マンチェスター∙ミッドデイソサイティ賞 (2002)、ピーター∙ヴァルフィッシュ賞(1999)、ケンダル∙テイラー ベートーヴェン賞(1999)プリンシパル特別賞(1999)受賞など。08年、サントリーホールで東京ソロデビュー、09年セント∙ジョンズ∙スミス∙スクエアでベートーヴェンの「皇帝」ピアノ協奏曲を演奏しロンドンコンチェルトデビュー。これまでに、ニューヨークのカーネギー∙ホール、ヴァイル∙ホール、カサイタリアナ∙ゼリーニ∙マリノ(ニューヨーク)、アルフレッド∙ニューマンホール(ロサンゼルス)、リンカーン∙ドリルホール、ブリッジウォーターホール(マンチェスター)、セント∙マーティン∙イン∙ザ∙フィールズ(ロンドン)、ゲーテ∙インスティチュート(バンコク)、福岡銀行本店大ホール、あいれふホールなどで演奏会を行った他、英国の“マスターミュージシャン演奏会シリーズ”や、ハートフォード、バッキンガム、ブリューベリー、ハンガーフォード、ダンフリーズ各フェスティバル出演。また、アメリカ最大のパブリッククラシック∙ステーション、KUSCにラジオ出演、KBC,FBSでの演奏のテレビ放送、NHKの番組ライブ出演などがある。
コンチェルトのソリストとしても、テムズ室内オーケストラ、テムズフィルハーモニア、ルウィスコンサートオーケストラ、アビンドン交響楽団、アンサンブル.セッテチェント響等と共演。06年には、九州サマーフェスティバルにおいて九州交響楽団と共演、グリーグのピアノ協奏曲を演奏し好評を博した。また、2011年には第1回オックスフォード.プロムズでコンチェルトのソリストとして選出され、英国由緒ある円形劇場シェルドニアン.シアターでベートーヴェンの協奏曲をジョン.トレール指揮のもと演奏した。
式守満美の演奏は、その音色の美しさと芸術性と技巧で高い評価を受け、オックスフォード.タイムズ紙などの英国の新聞より、「スケールの大きい演奏」「電撃的」「A dazzling revelation(啓示)」などと絶賛されている。2007年、2011年には、ヴァイオリニスト、日本フィル、ソロコンサートマスターの木野雅之氏とデュオを組み、英国北部とシェトランド、スコットランド、また東京と九州各地でのツアーを行い、室内楽奏者としての今後の活動にも期待される。
“驚かされたのは音色の美しさだ。…きらびやかで透明感あふれる音響空間”
読売新聞
“聴く人の記憶に残る、その演奏の尋常ならぬ美しさ…”
ジョン∙ブレークリー
“式守満美は、例外的な深さと芸術性を持ったピアニストである。”
ジョン∙ぺリー
“うっとりするほど美しく、暖かく、情熱的。”
エリック∙タレット(バーンリーエクスプレス紙)
“彼女は、人を惹きつける演奏をする、すでに成熟した芸術家である。…完全に説得力のある芸術性を持った演奏。” “Immense musical talent”
バーナード∙ロバーツ
“偉大な演奏・・・聴衆は、彼女のテクニックだけではなくその莫大なパワーに、息を呑んだ。彼女は、その解釈の力により、聴くものに、深い感銘を与えた。”
ジェフリー∙ライス(ハートフォード音楽祭)